現代のビジネスは、短期的な利益の最大化や株主資本主義に過度に傾倒しています。しかし、企業は単なる金儲けの装置として存在するべきではありません。社会という「環境」を盤石にし、持続可能な基盤を築くことこそが、技術と企業の本来あるべき姿です。我々は「公益資本主義」を標榜します。
既存のITビジネスモデルは、システムの複雑化に伴う「影響範囲調査」や「終わりのないアップデート」といった現場の『火消し仕事』を燃料にして、短期的な利益(コイン)を得る『枯渇する砂時計』に似ているかもしれません。システムの無停止発展や長寿命化といった「真の課題解決」は、自らの利益構造を壊しかねないという理由で、誰も本気で取り組もうとはしないのです。
かつて、近代光学の祖であるカール・ツァイス財団は、Dr. Ernst Abbe がこの様に定款に記しました。その理由として「利益は少ないが技術力の向上に役立つし、企業を金儲けのためにだけやるという現代風の考えに同調しないで、対決してゆく姿勢を示せるから」という気高い精神を掲げました【出典】。私たちAcsiomAも、その精神を深くリスペクトし、自らのアイデンティティとしています。
私たちがSRXを通じて得た利益は、一時的な消費で終わらせず、社会の土壌へと還流されるべきものです。AcsiomAは将来的に「秋杣財団」や「高等研究所」の設立を見据え、社会の最重要資源である『人材と技術の育成』へと利益を直接的に循環させます。
枯渇する砂時計を回すのではなく、循環する大樹を育てる。誰もやらない「真の課題解決」に挑み、その果実で次の時代の知性を育む。それが、AcsiomAの揺るぎない在り方です。